６月18日　避難訓練（火災想定）

本日、火災を想定した避難訓練を実施しました。今回は授業中に火災が発生したという想定で行い、児童生徒はすぐに手を止め、おしゃべりをやめて静かに指示を聞き、落ち着いて避難行動に移ることができました。

訓練では、煙を吸い込まないようハンカチで口と鼻を覆うことや、姿勢を低くして移動することなど、火災時に必要な行動を一つひとつ丁寧に確認しました。また、「お（おさない）・か（かけない）・し（しゃべらない）・も（もどらない）」の合言葉についても、訓練後の振り返りの中でしっかりと確認し、命を守るための大切な約束として心に刻みました。

いざという時に落ち着いて行動できるよう、今後も継続して防災指導を行ってまいります。

６月17日　水泳中間検定

本日、水泳中間検定が行われました。この検定は、水泳学習の節目として、タイムや距離、泳法など、児童生徒それぞれが立てた目標に対して、どれだけ達成できているかを確かめる大切な機会です。

リヤド日本人学校では、体力づくりを重点指導事項の一つとして位置づけており、水泳もその柱の一つです。限られた環境の中でも、継続的な練習を通じて、子どもたちの泳力は確実に向上しています。どの児童生徒も、最後まであきらめずに力いっぱい泳ぐ姿が印象的でした。

水泳学習は９月まで続きます。今後も、安全に配慮しながら、楽しく充実した指導を行ってまいります。

６月16日　歓迎の集い

本日、１年生に新しいお友だちを迎えました。この児童はこれまでにも何度か本校を訪れたことがあり、在校生とは顔なじみの子です。みんなの前に立つ場面では少し緊張した様子も見られましたが、周りの子どもたちは温かく迎え入れていました。

先日、２名の児童を送り出し、少し寂しさを感じていたところでしたが、また新しい仲間を迎えたことで、教室に笑顔と活気が戻ってくることを期待しています。本校の子どもたちは、思いやりがあり、誰にでも優しく接することができる子ばかりです。これからも、みんなで助け合いながら、仲良く楽しい学校生活を送っていきたいです。

５月29日　お別れの集い

リヤド日本人学校から転出する児童のお別れ会が行われました。３年半にわたり本校に在籍し、多くの思い出を共にしてきた児童との別れに、教職員や児童生徒の間にはさみしさが広がりました。

本人からは、「みんなとたくさんの行事を体験できたこと、この学校でできるようになったことなど、たくさんの思い出があります。」と、感謝と前向きな気持ちのこもったあいさつがありました。また、同じクラスの児童からは「新しい学校でもがんばってね」と温かい言葉が贈られ、心温まる時間となりました。

新しい環境でも、ここでの経験を力に変えて、大きく成長してくれることを願っています。

５月１日　児童生徒総会

今年度初めての児童生徒総会が行われました。この総会は、環境委員会・企画委員会から提案された年間活動計画を、全校児童生徒で話し合い、確認する大切な時間です。今年のめあては、「昨年度のふり返りを生かし、今年度の活動をもっとよくしていこう」というものでした。

リヤド日本人学校には現在１０名の児童生徒が在籍しており、小さな学校ならではの温かい雰囲気の中で、全員が主役となって学校づくりに参画しています。総会でも、低学年から中学生までが自分の考えをしっかりと伝え、互いに意見を聞き合う姿が見られました。

「みんなで力を合わせて、もっと素敵な学校にしていこう」という思いを確かめ合い、前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出しました。今後の活動がとても楽しみです。

４月29日　校外学習（ナショナルミュージアム）

今年度１回目の校外学習として、ナショナルミュージアムを訪れました。館内は、サウジアラビアの歴史や自然に関する展示が充実しており、化石や隕石、古代の遺物などをじっくりと見学することができました。中でも子どもたちに人気だったのは、大きな象の骨格標本と、実際に落下した隕石の展示で、興味津々の様子で観察していました。

また、館外の公園では、砂漠の国とは思えない貴重な水遊びの機会もあり、子どもたちは大喜び。学びと遊びが一体となった、思い出に残る１日となりました。今後も、サウジアラビアならではの体験を大切にしながら、豊かな学びを積み重ねていきたいと思います。

４月21日　和太鼓

本校の特色ある活動の一つである「和太鼓」の練習が、いよいよ始まりました。現在、全校児童生徒１０名のうち５名が４月に転入してきた児童生徒ですが、昨年度から在籍している子どもたちが“先生役”となり、基本の構えやリズムを丁寧に教えています。

和太鼓の音に合わせて息をそろえ、一つの演目を全員でつくり上げる経験は、学年を越えた絆や協力する力を育む大切な時間です。２学期以降は、他校との交流会や日本人会行事など、発表の機会も多く予定されています。それに向けて、全員で心を一つにして、一生懸命練習に取り組んでいきます。温かいご声援をよろしくお願いいたします。

４月17日　委員会活動

今年度の委員会活動がスタートしました。本校には「環境委員会」と「企画委員会」の２つの委員会があり、小学２年生を含む全校児童生徒がそれぞれに所属し、活動を行っていきます。少人数の学校だからこそ、どの学年の児童生徒も主体的に関わることができ、一人ひとりが学校づくりの大切な一員として活躍します。

環境委員会では、校舎内の美化活動を中心に取り組み、企画委員会では、全校を楽しませるイベントや集会の運営を行っていく予定です。

子どもたちは、自分たちの学校を自分たちの手でよりよくしていこうという意欲にあふれ、活動初日から真剣な表情で取り組んでいました。これからの委員会活動を通して、責任感や協力する力をさらに育んでいきたいと思います。

４月10日　歓迎の集い

リヤド日本人学校に新たに５人の転入生を迎え、児童生徒数が１０人になりました。今年度は待望の中学部も再開し、学校全体が新たなスタートを切っています。少人数ならではの温かさと、一人一人の関わりを大切にしながら、みんなで助け合って楽しい学校生活を築いていきたいと考えています。歓迎の集いでは、６年生の児童が代表してあいさつを行い、「リヤド日本人学校は小さいけれど、一人一人の結び付きが強く、温かい学校です。みんなで協力して素敵な学校にしていきましょう」と、転入生に向けて心のこもった言葉を贈りました。その温かなメッセージに、新しく仲間に加わった児童生徒たちも笑顔を見せ、和やかな雰囲気の中でのスタートとなりました。