リヤド日本人学校

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Riyadhについて

市の様子

画像:立ち並ぶ家
立ち並ぶ家
画像:高層ビルの夜景
高層ビルの夜景

首都リヤド市は、第2次世界大戦後の石油開発収入によって急速に発展した近代都市です。市内には、各中央省庁、ホテル群、ショッピング街、巨大なショッピングモールが点在し、それらを高速道路が整然と結んでおり、王国の首都にふさわしい威容と機能を備えています。現在も住宅や商店、ショッピングモールなどが次々と建設されています。世界最大級のリヤド国際空港に一歩足を踏み入れると、貝をイメ-ジした斬新なデザインと鮮やかな木々の緑、高々とあがる噴水に驚かされます。オアシスを再現したこの豪華さはサウジアラビアの自信と誇りの象徴です。2024年12月には、リヤド・メトロが開通しました。6つの路線と80以上の駅をもち、地上と地下を無人運転の車両が走っています。車両や駅は近代的で美しいです。このように、力を入れて都市づくりが進められています。

画像:メトロ駅の外観
メトロ 駅の外観
画像:無人運転の車両
無人運転の車両

市の面積は1000平方km以上あります。2022年の調査によると、人口は860万人で、10年前から約25%の増加が見られます。そのうち4割以上は外国人です。日本人は、大使館関係者、JICA(日本国際協力事業団)、商社員などで、その数は約200人です。

市内には、大小様々なイスラム寺院(モスク)がいたるところにあります。1日5回の礼拝(サラ-)の時間には、すべてのモスクのスピ-カ-からサラ-への呼びかけであるアザーンが響きわたります。

イスラム教の戒律が国民に浸透していること、また、外国人労働者の行動に対する雇用主の責任システムなどにより、治安は比較的良いと言えます。とはいえ、過度の安心は禁物です。女性のひとり歩きはもちろんのこと、空き巣ねらいや泥棒などには常に用心しなければなりません。

また、サウジでの交通マナーは決してよいものではありません。高速道路は時速120km/hは当たり前、普通の道路でも時速100km/hで飛ばす車がほとんどです。方向指示器を使っている車もあまりなく、運転するには前後左右への十分な注意が必要です。また、歩道が整備されておらず、横断歩道や歩道橋も少ないため、街歩きには困難を伴います。

気候

画像:長い年月をかけてできた崖
長い年月をかけてできた崖
画像:ナツメヤシの木
ナツメヤシの木

リヤド市は典型的な大陸性気候で、紅海側の大都市ジェッダとは気温や湿度の点で大きく異なります。酷暑期には最高気温が50℃に迫ることもあり、日なたにじっとしていることはでいませんが、湿度がたいへん低く、体感温度も低いです。10月から3月ごろには比較的涼しく、過ごしやすい季節です。冬の夜はぐっと冷え込むことがあり、明け方では0℃近くになることもあります。最も寒い時期は日本の冬と同じで、一日中暖房をつけたり防寒具を着用したりしなければなりません。降水量はきわめて少ないのですが、冬から春にかけて地中海性低気圧の影響を受けて雷をともなう豪雨になったり、雹が降ったりします。また、春から夏にかけては、アラビア半島に特徴的な砂嵐(シャマール)がしばしば起こります。街には、高温と乾燥に強いナツメヤシの木がたくさん植えられており、木に実ったデーツを夏に収穫します。

生活

衣イスラム教の影響で、女性は外に出るときには、黒い布で身体全体を被う「アバヤ」というものを着用します。男性は「トーブ」という白い服を着用し、「シュマーグ」という布を被り、「イガール」という黒い輪で固定している人もいます。そのような伝統衣装でなくても、町中を歩くときは長ズボンなどで余り肌を露出しないように心がけている人が多いです。子どもたちは、男の子も女の子も日本同様に自由に服を着ることができます。

年間の3分の2くらいが夏ですので、夏服を多く使います。しかし、大陸性気候のため、冬は朝晩冷え込むことがあります。いくらかの防寒服も必要となっています。また、とても日差しが強いので夏でも長袖を着用する男性もいます。帽子は外に出るときに必ず必要です。

食伝統的なサウジ料理といえば、『カプサ』という羊やらくだの肉と野菜などを一緒に炊き込んだご飯等があります。また、市内にはいろいろな国のレストランが多く存在し、それぞれの味を楽しむことができます。日本料理も食べられます。以前はレストランやカフェで、男性と女性・家族のスペースを分けていましたが、現在は廃止されています。しかし、時々「ファミリーセクション」と「シングルセクション」とに分けられ、男性のみの場合はシングルセクション、女性のみや家族連れの場合はファミリーセクションで食事しなければならない店もあります。

スーパーマーケットが多くあり、野菜や果物、米、魚、肉などが豊富に売っています。この国では宗教上の理由でアルコールと豚肉は入手することができません。日本から持ち込もうと思っても見つかってしまい、大変重い罰が課せられます。日本でおなじみのファーストフード店(マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、バーガーキング、ピザハット、スターバックスコーヒーなど)も各地に点在し、とても利用しやすいです。

住私たち日本人は基本的に「コンパウンド」という集合住宅に住んでいます。コンパウンドは市内各地に点在しており、居住者は主に外国人です。コンパウンド内には、スーパーやクリーニング店、体育館、プール、ボーリング場、映画館、クリニック、レストランなどの施設があることが多く、自由に利用することができます。コンパウンドの中では厳しいイスラム教の影響もありません。普段同様の生活をすることができます。