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リヤド日本人学校 開校40周年記念

学校のあゆみ

40周年の節目に寄せて

2025年9月20日、リヤド日本人学校は開校40周年を迎えました。砂漠の国サウジアラビアの首都リヤドに、40年の歴史を持つ日本人学校があること。その事実に、私自身、日々あらためて感慨を覚えています。

開校当時からこれまで、多くの子どもたちがこの学校で学び、成長し、巣立っていきました。その背景には、保護者の皆さま、歴代の教職員、そして地域や関係機関の皆さまの長年にわたるご理解とご支援があります。あらためて深く感謝申し上げます。

現在のリヤド日本人学校は、児童生徒10名あまりの小さな学校です。しかし、その小ささこそが本校の魅力でもあります。学年の壁を越えて子どもたちは共に学び合い、教職員と家庭の距離も近く、まるでひとつの家族のような温かさがあります。「少人数だからこそできる教育」を大切にしながら、日々、子どもたちの学びと成長を見守っています。

今回、40周年を記念して、本校ホームページでは、開校当初から現在までの写真を紹介し、学校の変遷をたどる特集を掲載しています。懐かしい校舎の風景、運動会や学習発表会の様子、当時の友人たちの笑顔――時代ごとの思い出が詰まった写真の数々を、どうぞご覧ください。

また、卒業生やかつて本校に関わってくださった皆さまには、当時の思い出や今の気持ちを、ぜひメッセージとしてお寄せいただければと思っております。一言でも結構です。皆さまの声が、この学校の歴史をさらに豊かに彩り、次の世代への大きな贈り物になると信じています。

40周年を新たな出発点とし、これからもリヤド日本人学校は「ひとり一人を大切にする学校」として、歩みを続けてまいります。今後とも、変わらぬご支援と温かいまなざしを、どうぞよろしくお願いいたします。

リヤド日本人学校 校長 音田 正顕

校長 音田 正顕

年表の各写真をクリックすると拡大表示できます

式典の様子

式典の様子

9月18日に創立40周年記念式典を挙行いたしました。当日は、在サウジアラビア王国特命全権大使をはじめ、日本人会会長、学校運営理事会理事長など、多くのご来賓の皆さまにご臨席を賜り、節目の年をともに祝うことができました。ご来賓の皆さまから温かいお言葉を頂戴し、改めて本校が地域の皆さまに支えられて歩んできた歴史の重みを感じる式となりました。

式典では、学校長がこれまでのリヤド日本人学校の歩みを振り返りながら、「ここからまた新たな一歩を、子どもたちとともに踏み出していきたい」と挨拶を述べました。開校以来、多くの児童生徒、保護者、教職員、地域の方々が築き上げてきた学校の歴史と伝統を胸に、未来へ向けて力強く進んでいく決意が語られました。続いて、代表児童が「これまでたくさんの方々が築き上げてきた学校の伝統をしっかり受け継ぎ、みんなで協力して新たな歴史を刻んでいきます」と力強く宣言しました。子どもたちのまっすぐな言葉は、会場に集まった全員の心に深く響き、学校の未来を明るく照らすものとなりました。

また、創立40周年を記念し、新たに制作した学校表札の除幕も行われました。新しい表札には、これからの学校の歩みを象徴する思いが込められており、参加者からは温かい拍手が送られました。

リヤド日本人学校は、これからも子どもたちの笑顔と成長を大切にしながら、一歩一歩、確かな歩みを続けてまいります。未来へ向けて、希望とともに新たな歴史を築いていく学校であり続けます。

未来へのメッセージ

私は、ここリヤド日本人学校に来ることができて、本当に良かったと思っています。ここでは、日本にいたら学ぶことのないアラビア語を学んだり、国際交流をしたり、たくさんの経験をすることができました。そして、リヤド日本人学校のみんなに出会えたことは、かけがえのないとても大切な思い出です。休み時間には一輪車に乗って新しい技を覚えて成功させようと一生懸命になったり、放課後や休みの日にもたくさん遊んだりしました。みんなとはとても仲が良く、本音を言い合える家族のようで学校に行きたくないという日が無いくらいに学校のみんなに会えるのが楽しみで仕方ありませんでした。

自分が受験などの関係で忙しくなって、そろそろ日本に一時帰国するという時期に、学校に通えない間はどうするかなどの不安が出てきた時、オンラインでつながって志望校のことを相談したり、先生方が配慮してくださったりして、私が受験勉強にしっかり集中できるようにして支えていただきました。志望校に無事合格できたのも勉強に専念出来る環境にしてくださった先生方のおかげだと思います。

私は、サウジアラビアに来て英語の勉強もコツコツと少しずつ頑張ってきたので、日本に帰っても英語の勉強をしっかり続けていきたいと思っています。ちなみに次は英検準1級を目指すつもりです。そして、中学校に入っても、ネイティブの先生と積極的に話して、英語力を伸ばしていきたいです。私は、リヤド日本人学校でなければ出来ない体験をたくさんしました。この経験を通して、実際に経験することが如何に大事かを知りました。私は、リヤドに来た経験と2年半一緒に過ごしたみんなとの思い出は忘れられない一生の宝物になると思います。

Tさん

リヤド日本人学校で過ごした時間は、私にとってかけがえのない思い出となりました。その中でも、一番心に残っているのはヨルダンへのスクールトリップです。この貴重な経験を通して、違う歴史や文化を学び、仲間との絆を深めることができました。

ヨルダンでは、世界遺産のペトラ遺跡を訪れました。写真で見たことはありましたが、実際に目の前で見ると、その壮大さに圧倒されました。特に、岩を削けずって作られたエル・ハズネ(宝物殿)は、細かい彫刻がすばらしく、「本当に人の手で作られたのか?」とおどろきました。遺跡を回っている間ずっと古代の世界に迷い込んだような気持ちでした。帰り道では疲れてロバに乗った体験も楽しかったです。

また、死海での浮遊体験も忘れられない思い出です。水に入ると自然に体が浮かぶ不思議な感じに、みんなで大興奮しました。塩分が濃い水は、普通の海とはまったく違い、ちょっとなめてみたら、すごく塩辛くてまずかったのを今でも覚えています。それもまた楽しい経験になりました。

夜はスクールステイみたいで遅くまで話して楽しかった記憶ばかりです。
リヤド日本人学校で好きだったことの一つは、みんなで協力して行う学校行事です。運動会やラカム祭など、みんなで力を合わせて取り組むことで、仲間との絆を深めることができました。特に太鼓の演奏では、チームワークの大切さを実感しました。大変なこともありましたが、みんなで支え合いながら頑張った結果、成功したときの喜びはとても大きかったです。

一方で、リヤド日本人学校での生活の中でチャレンジに感じたこともありました。それはアラビア語のクラスです。英語にも日本語にも似ていない言語で慣れなくて大変でした。今でも苦手です…でも校外でサウジ人にアラビア語で挨拶した時のその方々の反応がなんとも言えなかったです!この経験を通して、新しいことに挑戦する大切さを学び、どんな環境でも前向きに努力すれば乗り越えられるという自信につながりました。リヤド日本人学校での生活を通して、私はたくさんのことを学び、成長することができました。

Eさん

私はこのリヤドという地で色々なことを経験し、色々なことを学ぶことができました。リヤドでの生活を振り返ってみると、とても心に残ることがたくさんありました。

私が一番最初にリヤド日本人学校にきたのは2年前で、今でも鮮明に心に残っています。学校に初めて行く日の朝、私は今までの日本とは全く違う環境でうまくやっていけるのか心配でした。しかし、実際に行ってみると、初めて先生や友達があたたかく迎えてくれて、とても安心しました。その日のうちに児童生徒全員と仲良くなり、全員で遊んだことを今でも覚えています。その後も先生や友達と共に過ごし、学校行事や委員会、クラブ活動もみんなで協力し、助け合い、共に楽しんだ、忘れられない思い出です。これらによって友達や先生との絆も深まり、自分や友達の意見を尊重して助け合うことの大切さを多く学びました。

また授業も同級生3人と楽しくすることができました。総合の授業ではサウジアラビアやイスラム教、日本とは全く異なる文化についてたくさんの調べ学習をしました。調べ学習を通して、私はそれまで全く関係のなかったことに興味を持つことができました。リヤドでの生活は私にとってとても貴重な経験になりました。イスラム教から隔離された施設、コンパウンドがあること、リヤドの街の至る所にモスクという礼拝する場所があること、礼拝をする呼びかけのアザーンという放送があること、そして今サウジアラビア大きな取り組みをしていることなど、数えきれないほど多くのことをリヤドに来て学びました。

私はこれからまた一歩一歩、ゆっくりと仲間と共に歩んでいきます。
その途中には様々な困難が待ち受けているかもしれませんが、リヤドで共に過ごした日々を忘れずに、リヤドで学んだことをずっと忘れずにこれから過ごしていきたいと思います!

Yさん

リヤド日本人学校でのいろいろな行事の中で、僕は、スクールステイが一番心に残っています。学校に泊まるのは、初めてで、みんなと一緒にボウリングをしたり、自由時間で楽しい時間を過ごしたりしたことがとても楽しかったです。みんなと一緒に時間を過ごして、自分が知らなかった友達のことを知り、仲や絆をより深めることができました。同じようにスクールトリップ・修学旅行も心に残っています。一緒に観光地を回ったり、バスの中で楽しく遊んだりとスクールステイ同様いい思い出になりました。僕はこの学校に通うようになって、リヤドだから経験できること、リヤドでしか体験できないと思うことが、スクールステイやスクールトリップを含めてたくさんありました。リヤド日本人学校に来て、本当に良かったと思います。

僕は日本の私立の中学校に行きます。そこでも、しっかりと勉強して、ついていけるようにしたいです。また、部活もあるので、新しい友達を作って楽しみたいと思います。一貫校の学校で大学までしっかり勉強すればいけるので、自分の興味のあることをとことん追求できると思うので、いろいろなことにチャレンジしていこうと思います。また、そこで、このリヤド日本人学校で培った、リーダーシップや責任感を活かして、クラスをまとめてみたいと思います。皆さんも、それぞれの場所で、力を発揮して一緒にがんばりましょう。

Kさん

この学校が40年の歴史を刻む中で、多くの児童生徒がそれぞれある期間を共に過ごし、学び、競い、協力し、努力し、挑戦を繰り返し、語り合い、励まし合って生活してきました。進む道は一人ひとり違うと思いますが、このリヤド日本人学校で学んだ仲間どうし、学校から見えていた景色、友達の表情や言葉、行事の思い出…それらが皆さんの心に刻まれ、皆さんの人としての土台となっていることを心から願っています。

皆さんからの心温まるメッセージ、本当にありがとう。

《令和7年 9月》